英検1級 定額制オンライン英会話で二次面接対策をしてもらう方法
定額制オンライン英会話に英検1級対策コースはない
今までにオンライン英会話の活用について2回にわたってお話ししました。
僕は主にNativecampにお世話になりました。
しかし、NativecampにしろDMMにしろレアジョブにしろ、英検1級の二次試験対策として使うには1つ大きな問題があるのです。
それは
定額制のオンライン英会話には正式な英検1級二次試験対策コースがないのです
そこで、今日は僕がNativecampでどのように二次対策をしてもらったか、どのような点に注意したかについて紹介します。
講師は面接対策のプロではないと割り切る
まずいちばん注意してほしいのは定額制オンライン英会話の講師はスピーチや面接指導のプロではない、正確にはプロとは限らないということです。
中には素晴らしい指導をしてくれる講師もたくさんいますが、的はずれな指摘をしてくる講師もいます。
例えば「今後テロは脅威を増すか」という話題について、ある日僕は
テロ対策技術が進歩するにつれてテロの防止が容易になる
という論旨で話したところ、その講師は
あなたはテロの恐ろしさをわかっていない!実際に私は友達をテロで失った!
と結構長い時間に渡って説教されてしまいました。
確かにそうなんですけどね…確かにそうなんですけど、これは面接対策で意見を述べるトレーニングであって、正しいか間違っているかを議論する場ではないのです。
また別の講師は面接大特訓で出てきたCO2, a main culprit of global warmingというフレーズを使ったときに、culpritをcauseに直すように指摘されました。
また別の講師はincreaseはインクリー「ス」ではなくインクリー「ズ」だとか、rightの発音がwriteになっているという、今考えてもよくわからない発音指導をしてくれました。
指摘したのが1人だけなら、その講師の方が間違っている可能性もある
ということには特に注意してください。
英検を受けることをとにかくアピールする
先にも述べた通り、英検1級の正式な対策コースはありません。しかし英検1級を指導できる力量を持った講師は意外とたくさんいます。
まずは「英検」「Eiken」で講師検索してみてください。Nativecampの場合、検索結果に出てくるのは主に日本人なのですが、1人だけ非ネイティブでEiken指導ができるとプロフィールに書いてあるフィリピン人講師のCharles先生がいました。
Nativecampでは非ネイティブで指導能力が高い講師を見つけることが非常に重要です。なぜならNativecampは予約の際に日本人講師は400コイン(約800円)、ネイティブ講師は500コイン(約1000円)必要なのですが、非ネイティブ講師の場合100コイン(約200円)で予約できるのです。
※コイン数、換算金額に関しては僕が受講した2019年時点での情報です。
しかもCharles先生は本番形式で5つのトピックを提示してくれて、Q&Aまでやってくれて、しかも僕と相性が合ってと至れり尽くせりです。
僕は入会特典コインを全てCharles先生の予約レッスンに使って、更に追加コインの購入までしちゃいました。
そのほか、予約なしのレッスン(受け放題)を受ける際には、必ず自己紹介にI’m going to take an English proficiency test, called Eiken.とアピールしました。聞かれなくても強引にねじ込みました。すると
ああ、英検ね。前にレッスンした生徒も受けると言っていたわ
と言ってすんなりと指導してくれる講師もいましたし、中には
私、以前に東京で英検の指導をしていたの
なんてラッキーな出会いもありました。
余談ですが、未だにproficiencyが上手に発音できません。単独ならまだいいのですが、文中にあると噛みます。
なお「英検」「Eiken」以外では「TOEFL」「IELTS」で検索するのがおすすめです。このどちらかがプロフィールにある講師はスピーキング対策にある程度自信があると思っていいです。
オンライン英会話で英作文の添削を頼む
とはいえ模擬面接ができる講師といつでもレッスンができるわけではありませんので、その他の講師とは何をしたかについて紹介します。
まずは
一次試験の前に英作文の添削をしてもらいました
前回、前々回と一次試験の前からオンライン英会話を始めたということについて書いてきましたが、そのメリットの1つがこれです。
もちろん英作文専門の添削サービスの方がレベルが高いと思いますが、小遣いに余裕のない僕はオンライン英会話の先生に英作文の添削を頼みました。
その場で考えて話すよりも、読み上げる方が気楽ですしね
どのオンライン英会話でも自由にトピックを選べるフリートークがありますので、そこで英検1級を受ける予定であること、自分で書いた英作文の添削を頼みたいことを伝えます。最初は「こんなこと頼んでいいのかな」なんてドキドキしますが、嫌な顔をされたことは一度もありません。
If you have any questions about my essay or the topic, please ask me. I’d like to improve my speaking ability.と加えておくのも忘れずに。そうするとトピック関連のQ&Aまでやってくれる先生もいます。
こういう先生は二次対策のときにお世話になりますので必ずメモしておきましょう。
Q&Aまでやってくれる講師は結構少ないんですよ
スピーチの練習を頼む
英作文の添削形式である程度自信を持ってからは、原稿を見ないで話す練習をしてもらいました。
フリートークでスピーチとQ&Aの練習をしたいことを伝えて、以前に英作文で書いた文章を何も見ないで話してみます。すると
原稿がないだけで予想以上に話せない
という状態に気づきます。
今話していることに集中するのが精一杯で、次に何を話すか、前に話したこととどうやってつなげるかという点がおろそかになるのです。そしてWellとかUhとか連発してしまいます。
またこの際、
同じトピックを何度も練習しました
ときにはCan I try again?と言って1回のレッスンで同じトピックでのスピーチを繰り返すこともありました。
最初は日本語で考えて英語で話す状態ですが、繰り返すうちに英語で考えて英語で話せるようになります。単語が思い浮かばなかったときには易しい言葉におきかえることができるようになります。
同じトピックを繰り返すのは本当におすすめです
まずは頭に浮かんだ内容を英語で表現できるようになることが最重要です。
そこまでできれば2分以内に収めるのはテクニックでなんとかなります。これについては別記事にて紹介します。
皆さんの英語学習に少しでも役に立てば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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英語アカウント切り離します。本アカウントはあまりにも毒が強いので。 https://t.co/uLvtbPjhBp
— すたっぐびーとる (@stagenglish) 2019年11月15日