英検1級 二次試験 面接対策 時間稼ぎフレーズ集
二次試験対策の関連記事をまとめています。
英検1級の二次試験対策について色々とお伝えしてきましたが、今回はある意味役に立たないほうがいいかもしれません。
それはピンチを切り抜ける(ことができるかもしれない)方法です
もともと僕はネガティブな性格なので
失敗したらどうしよう。頭が真っ白になったらどうしよう。
という心配が尽きません。
スピーチで話す内容が何も浮かばなかったら?
話したい内容について適切な表現が思い浮かばなかったら?
Q&Aでしっかり聞きとれなかったら?
Q&Aで返答に困ったら?
そこで思ったのです。
最初から時間稼ぎのフレーズを用意しておこう!
というわけで今回は困ったときに使えるフレーズをご紹介します。
とりあえずこれらの言葉を言っている間に脳みそフル回転で次に言う内容を考えます。
これらを言ったからといって必ずしも次のアイディアが思い浮かぶわけではありませんが、無言で黙り込むよりはよっぽど印象がいいはずです。
言葉につまった編
何を言えばいいかわからなくなったときに使える表現です。
How can I say ... 「どういったらいいんでしょうか」
It's on the tip of my tongue. 「喉まで出かかっているのですが」
I just can’t remember the right words. 「適切な言葉がちょっと思い出せないのですが」
そのほかにWell. / Let's see. / You know.がありますのでワンパターンにならないように使い分けたいところです。
自分で失敗に気づいてしまった編
喋っている途中で自分でも何を言っているのかわからなくなったときに使える表現です。
Let me put it in this way. 「言い方を変えさせてください」
I mean ~. 「私が言いたかったのは~ということです」
Q&A 面接官の質問が聞き取れなかった編
Could you please say that again? 「もう1度言っていただけますか」
I didn’t quite catch what you said. 「おっしゃったことが聞き取れませんでした」
Do you mean ~? 「~という意味でしょうか」
Pardon?やExcuse me?というのもありますが、返答内容を考える時間を確保するためにも少し長めのフレーズを使いたいものです。
Q&A 解答が思いつかない編
It’s an interesting question. 「それは興味深い質問ですね」
It’s a difficult question. 「それは難しい質問ですね」
I have never thought about that. 「そのことについては考えたことがありませんでした」
I understand your concerns. 「あなたの心配はわかります」
As you say, (面接官の主張を繰り返す) 「あなたがおっしゃるとおり~です」
It's true that (面接官の主張を繰り返す) 「~であることは事実です」
何回も聞き返すわけにはいきませんので、これらのフレーズを言っている間に反論を考えます。
特に下の3つは直後にHowever, ~.と続けると「あなたの考え方にも一理あると思うが、自分の意見は違う」という形にもっていけるので、返答の中身が薄くても反論できているように聞こえるというメリットもあります。
もちろん中身のある英文を話す練習は必要
というわけで今回は言葉につまったときに使えるフレーズについてご紹介しました。
オンライン英会話等での練習の際に、余裕で答えられる場合でも敢えて使ってみるのもよいと思います。
もちろんこれらのフレーズだけを練習しても、スピーチやQ&Aに内容が伴っていなければ合格できませんのでご注意を。