英検1級二次試験 面接体験談 その1 前日~待合室編
今回から3回に渡って英検1級二次面接の体験談を書きたいと思います。
2分間スピーチ編はこちら
前日~ホテルに前泊
僕は英検1級の二次試験を札幌で受けました。
集合時間は10時15分。自宅から始発のJRに乗っても札幌駅着が10時。何かあったらアウトです。札幌駅から会場まで何分かかるかさえわかりません。心配性の僕は絶対に「間に合わなかったらどうしよう…」とテンパるのがわかっていたので、カプセルホテルに前泊することにしました。
(注)北海道の田舎路線はJRでも数分遅れで到着することがよくあります。さらに鹿などの野生動物と衝突して列車(ディーゼル機関車なので電車ですらない)が大幅に遅れることがまれにあります。
他にすることもありませんので、移動の高速バスの中、ホテルの中でひたすらスピーチの練習をします。
バスの中では自作のカードを見てアーギュメントを言えるかを練習、カプセルホテルの大浴場では、
2分間のスピーチを2本言えたらサウナから出ていい
などという謎のルールを作って練習していました。
当日朝
事前に調べた情報によると、30分前に受付を済ませた人が終了まで3時間待たされたなんて体験談もあったので8時45分には会場につくようにホテルを出発。
自己暗示をかけるために強がりのツイートをしてから会場の北海商科大学にに入ると…
いざ出陣!
— くわがた (@Amanojakuwagata) 2019年11月3日
サクッと合格してくるわ。 pic.twitter.com/bYu8nPIGPD
10時15分集合の方は9時30分から受付を始めます
というわけで結局2階の控室で待つことに。(時間の記憶が若干曖昧です。9時15分だったかも)
それでも待ちきれずに15分前から受付で並んだんですけどね。
時間が来て受付を済ませるとスマホを銀色の袋に入れるように指示されます。この袋、受験者票を兼ねているので、スマホやガラケーを持っていなくても首から下げなければならないそうです。
待合室にて
エレベーターでいざ面接フロアへ。エレベーターは満員でしたが、準1級以下の会場は3階、1級のみ6階。途中から1人きりになってレベルの低い優越感を感じます。
6階で降りると、待合室に行く途中の教室では面接の真っ最中。少し話し声が聞こえてきて、聞き耳を立てたい衝動に駆られます。
何か自分よりはるかに流暢に喋ってないか…?
などと不安になりながら待合室へ。
待合室には15人くらいいましたが、全員前の時間の受験者だったようです。僕は同じの中で1番最初でした。
作戦通り!(笑)
待っている間に面接カードを記入するのですが、緊張していたんでしょうね。念の為確認するたびに記入漏れ発覚。生年月日を忘れたり、2枚目を書き忘れていたり。
あとはひたすら順番が来るのを待つだけです。
自作のノートを見ながらスピーチのポイントを確認。
まだか
まだか
まだか
もう不合格でもいいから(嘘)、早く面接を始めて終わりにしてください(泣)
最初に面接してもらってこれですから、終わりの方だったらどうなっていたことか。
ちなみに周りの受験生は面接大特訓、英作文完全制覇、旺文社の二次試験・面接完全予想問題を読んでいましたね。特に何が多いということもなかった気がします。
そういえば集合時間を過ぎてから来たお兄さんがいたのですが、無事に受けることができたようです。多少であれば遅刻しても大丈夫なようですね。
そして前の時間帯の最後の1人が終了。「じゃあ早速10時15分集合組の面接を始めますね~」なんて言ってくれるはずもなく、引き続き待たされます。そりゃ面接官も休憩が必要ですよね。
そんな中、ネイティブの男性面接官がトイレに行ったのか待合室の前を通ったのでニコっと微笑んで軽く会釈。好印象を与えて少しでも点数を稼ぐ作戦(セコい)。しかし3組同時に面接するので、そのネイティブ面接官に当たるかどうかは運次第。
そしてたしか10時40分だったと思いますが、10時15分集合組の面接開始時刻になって教室の前に行くように指示されました。
何とさっきのネイティブ面接官の部屋!
これはイケるかもしれない(謎の確信)
教室の前で案内係の人に面接カードを確認してもらって、ここでも少し待ってから入室。「緊張しますよね」なんて声をかけてくれますが、特に話すこともなく時間がくるのをひたすら待ちます。
係の人がドアを開けて案内してくれるので、May I come in? Can I put my bag here?なんてやりとりは一切ありませんでした。
次回、2分間スピーチ編に続きます。