英検1級 二次試験対策 検索とマインドマップで主張の強化
今日はインターネット検索とマインドマップを使って、二次試験で使える表現や主張を増やす方法について紹介したいと思います。
語彙増強にはGoogle先生
スピーチやQ&Aの練習をしていてよくあるのが
えっと…英語で何て言えばいいんだ?
という疑問ではないでしょうか。
これに関してはオンライン英会話等で模擬面接をしてもらっても中々解決しないと思います。
たとえば「近い将来に年金制度は崩壊する」と言いたいとします。
ここでよく
あれ?崩壊って何て言うんだ?catastrophe…?いや、それは「大惨事」だし…
となることがありませんか?僕はありました。
ここでcannot maintain「維持できない」等の別の言葉に言い換えることができればいいのですが、結局何もでてこないまま終わってしまうと講師に質問することすらできずに終わってしまいます。
身近に英語が堪能な日本人(もしくは日本語が堪能なネイティブスピーカー)がいればいいのですが、僕を含めて誰もいないという人は多いのではないでしょうか。
そこで強い味方となるのがGoogle先生です。
PCでもスマホでも構いません。検索ボックスに知りたい言葉+英語で検索してみてください。
先程の例で言えば「年金 崩壊 英語」で一発です(スペースを入れてくださいね)
というわけでめでたくcollapseという単語にたどりつきます。
collapseで本当に合っているの?
と心配になったときは試しに英文を作って検索してみてください。
このときに英文の前後に半角の”(ダブルクオーテーション)をつけると完全に一致する文章だけが出てきます。
たとえば「年金制度は崩壊する」はpension system will collapseでいいのかな?と思ったら、この前後に”をつけて、”pension system will collapse”を入れて検索します。
検索結果でまずまずの数が出てくるから大丈夫そうですね。
たまにそれほど英語に詳しくない人が書いた英文がヒットすることがありますので注意してくださいね
今回は天下のThe Japan Timesがthe nation's public pension system will collapseと書いていますからもう大丈夫です。
使える表現がいっぱい「DMM英会話なんてuKnow?」
このようにGoogle先生には非常にお世話になったのですが、僕が非常に使い勝手が良かったと思う検索ツールは別にあります。
それはDMM英会話なんてuKnow?です。
ここではユーザーの質問にネイティブや、英語に関連する職業の人が答えています。
通用する英語である可能性がかなり高いのが魅力的です。
質問ができるのはDMM英会話の会員だけですが、会員でなくても過去の質問と回答を読むことができます。
さらにありがたいことに、英作文やスピーチで使えそうな表現が多数あるのです。
たとえば「年金」で検索すると
「terrorism」で検索すると
このようにそのままアーギュメントに使えそうな英文がゴロゴロ転がっています。
お題に関して何を言えばいいのか困ったときに検索してみるとヒントがもらえるかもしれません。
マインドマップにまとめよう
調べたことをメモしておくにはマインドマップ形式がおすすめです。
普通にノートに1行ずつ書いていくとどのくらいのスペースを開ければよいのか迷ったりしませんか?あとで書き足すのも苦労しますよね。
マインドマップであれば空いているスペースにどんどん書き足すだけです。
僕はスピーチ練習の復習・補習を兼ねて、100円ショップで買ったA4無地のノートに次のようにメモしていきました。(汚い字で恥ずかしい限りですが)
最初にお題を決めます。これは「年金」「テロ」「グローバリゼーション」等のかなり大きな分類でいいと思います。
あとはひたすらお題に関して話せそうなことを書き連ねていきます。PCもスマホも使い放題です。
「年金」なら「高齢化」から将来の高齢者の人口増、若者の減少について調べてメモしました。残りは英作文完全制覇や面接大特訓からアイディアを引っ張っています。
マインドマップの最大の利点は論理展開に強くなることです。
新しいトピックを練習しても、
あのトピックの根拠が流用できるな
とか
ここで例を出せるな
という感覚がつかめるようになります。
論理展開でお困りの方はぜひ試してみてください。